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2018/07/18 10:41
もともと人形が好きなのか?と聞かれると、はて そうだったのかな?と首をかしげるほど、
子供の頃はほとんど人形には執着がなかったのですが、大人になってからは、ハッとすると手が届く値段のものは、
かならず購入してきました。幸い、私の好みのモノはどれもとても安い。
変なバランス、奇妙な色、絶対大量生産ではなさそう、失敗に見える、
そんなものばかり気になってしまうようです。
沢山持っているものの中から今日は三つ。
左の熊さんは、cikolataのお店と同じ西荻窪にあるFALLというお店で購入したもの。
アンティークを扱うhigurashiさんがイギリスで見つけてFALLに並べています。
おそらくこの熊さんは手元にある中途半端な毛糸を全部使ってしまえ!という事なのでしょう。
色の切り替えが中途半端で最高です。この熊さんのシリーズは他にも持っていますが、これは大事に観賞用にしています。
真ん中、これは20年近く前にロンドンの何処かのアンティークのお店に飾られていました。
そのお店ではピンクの可愛い椅子を購入。バスで大変な思いをアトリエに運びました。
「その椅子、あなたにピッタリよ」とお店のオバサマがかけてくれた声も鮮やかによみがえります。
椅子は大きくて日本に持って帰れなかったので、この子はずっと大切にしておくつもりです。
右端、イギリス人の友達が数年前にくれたクリスマスプレゼント。
多分、自分が作ったものではなくて購入したものだと思うのですが、
全部が微妙で最高です。色も顔もバランスも全部変。帽子も変。
こんなものはなかなか自分で作れません。
これも大事に観賞用です。
沢山の思い出と情景が、人形と共に積もっていきます。
これからもこんなお人形たちが年齢を重ねると共に増えていくのが楽しみです。
cikolata
大石さちよ